マンションのユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインとは米国の建築家・工業デザイナーのロナルド・メイス氏(故人)が提唱した概念です。メイス氏は、バリアフリーデザインという概念が、障害者以外には魅力に乏しく、価格も高いうえに美しいデザインのものが少ないという現実と向かい合いました。そこで「すべての人々のためのデザイン」という発想でデザインを考え、ユニバーサルデザインという概念を提唱しました。同氏は、ノースカロライナ州立大学デザイン学部ユニバーサルデザインセンターを創設し、1997年には手引書ともいえる「ユニバーサルデザイン7原則」を発表しています。
【ユニバーサルデザイン7原則】
「誰にでも公平に利用できること」
「使う上で自由度が高いこと」
「使い方が簡単ですぐわかること」 「必要な情報がすぐに理解できること」
「うっかりミスや危険につながらないデザインであること」
「無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に利用できること」
「アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること」
以上の原則で構成さえてています。
マンションにユニバーサルデザインを取り入れるとすると、
使いやすい玄関ドアとして
・扉の開閉が楽にできる、プッシュプルハンドルの採用
・鍵は誰でも鍵穴に簡単に差し込むことができる、裏表のないリバーシブルキーの採用
スイッチ類の高さへの配慮として
・スイッチ類は誰でも無理なく使う事が出来るように、よく使う照明器具などのスイッチ類の高さを一般的な高さよりも若干低く設定する。
・コンセント類も従来より少し高めに設定し、無理な姿勢となることなく使用できるように配慮する。
・誰でも簡単に使えるような大型スイッチの採用や、給湯リモコン、インターホンは見易く、簡単に操作のできるものを採用する。
などが比較的簡単に取り入れることが出来るでしょう。