マンションの設備・仕様
設備・仕様で注意したいのは、後から簡単に設置できる物は余り重要視しない方が良いと思います。水栓金物や食器洗機等は、後から気に入った物を吟味して設置することも可能なので、設備や仕様に惑わされずマンション自体を評価するようにしましょう。
施工中のオプション工事の良いところとして、仕上がりが綺麗であること、アフターサービスも万全というところだと思います。設備・仕様については販売員に質問する以外にも、メーカーショールーム等で直接メーカーの方から知識を得るのも良い方法です。
キッチンについて
システムキッチンは日本製、ドイツ製のメーカーが多くブランドも様々ですが、分譲マンションに設置される製品仕様は、メーカーカタログに記載されていないものの方が多いようです。売主独自の仕様となっている場合もありますが、一般の賃貸マンションとは雲泥の差があります。最近のキッチンは、デザインや色合いなど洗練されたものとなっています。新築分譲時では、扉の面材の色が数種から選ぶことの出来るカラーメニューや、ワークトップ(カウンター)高さの変更など、オプションでオーブンや食器洗い機等の追加・変更が出来るようになっている新築マンションが多いようです。
ユニットバスについて
ユニットバスも最近のマンションブームに乗って仕様はどんどん良くなってきています。
汚れがつきにくい床材やバスタブ、お湯が冷めにくいバスタブ、ミストサウナ機能、間接照明など購入価格帯によってグレードは変わってきますが、最低グレードでも賃貸からの住み替えや、買い替えの場合は十分に満足できるものと思います。
また、ユニットバスサイズも大きくなってきています。通常の公団マンションタイプでは11-16サイズまたは、12-18サイズが標準的ですが、分譲マンションのファミリータイプでは14-18サイズが標準サイズとなってきています。14-18サイズはユニットバスが短辺1400mm、長辺1800mmというものです。
洗面化粧台について
マンションの洗面化粧台も同様にメーカーのカタログに載っていない仕様が多く、スッキリとしたデザイン、収納などの機能面など各売主、マンションごとに多少なりとも仕様は違います。
壁全面を鏡にしたタイプ、3面鏡タイプ、間接照明や、ガラス製のボウルなどが目を引く仕様です。付加価値的な仕様としては、オールスライド収納、巾木部分をも引き出しにして、収納を充実させたものもあります。以前に流行って使われたシャンプー用の水栓(シャワー水栓)を設置したものは少なくなってきたようです。
水栓金物は日本製の他にドイツ製も使われていますが、ベーシックで飽きのこないデザインの金物が使われる事が多いようです。見た目の良さだけで海外の水栓金物を使用したりしますと、機能性が伴っておらず、アフターサービスも受けにくいなど、色々と問題があるものです。
収納について
最近のマンションの収納はシステム収納が主流になってきています。システム収納とは、家具収納と言われるように、箱状のもの(簡単に言うと扉付カラーボックス)を、壁にはめ込んだようなもので、見た目はスッキリとしてとてもスタイリッシュに見えることから、人気があります。内部も細かくダボ穴(棚板をのせる金具を差し込む穴)が空いており、後からシステムアップすることが可能です。追加のアイテムとしては、引き出しユニットや、ネクタイハンガー、小物入れなど色々なアイテムが用意されています。
日本のメーカー以外にもイタリアなどヨーロッパのメーカーがあります。
床暖房について
床暖房もマンションの標準仕様となってきています。
しかし、コンクリートでできた分譲マンションの断熱性能は、比較的良いので真冬以外ではあまり使う機会がないかもしれません。冬場の長い関東以北や、小さい子供がいる家庭では安全な暖房として人気の設備です。
また、温水式床暖房はその性質上、急には暖かくならないので常時人がいるところに向いている暖房となります。いす式の生活ですと頭上がスースー感じるかもしれませんが、小さい子供がいて床座となる場合は良いでしょう。
あくまでも補助暖房なのでメインはエアコン等で考えた方が、より効率的な暖房効果が 得られることも覚えておきましょう。